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グリップが即効で生まれ変わる「Alien Pros」のメリットとデメリット

ゴルフクラブのグリップは、ボールの次に重要な消耗品のひとつ。しかもアイアンセットなど交換する際は一度に複数本を交換する必要があり、そう頻繁ではないものの、面倒で手痛い出費のひとつでもあります。

その際に検討したいのが巻くグリップ「Alien Pros(エイリアン・プロス)」。海外のインスタグラムで広まって、日本のネットショップでも入手可能になってきました。その使用感をレビューします。

「Alien Pros」とは?

Alien Pros Global Store
Alien Pros Global Store

ホームページによると、アメリカの会社のようです。ゴルフの他にも、テニスやバドミントンのラケットや野球のバット用も販売しています。ホームページを見ると、プロ選手のサポートもしているようですね。

日本では、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場でも購入可能です。一番安いところで1本440円(送料別)ですから、1,000円前後のグリップに工賃やセルフ交換の手間をかけることに比べれば、かなりの節約でグリップを変えることができます。

しかし商品説明が怪しい日本語翻訳で書かれていたりでイマイチ信用できない方も多いかと思います。そこで実際に購入したものをレビューします。

装着は数分で可能!実際の作業工程

柄は全部で18種類から選ぶことができます。統一するもよし、ウッドとアイアンで分けるもよし、いっそ全種類変えてカラフルにするもよし。今回試したのは「Blue Waves」という柄です。
準備するものは、交換したいグリップのみ。カッターでシャフトを傷つける心配もなく、溶液などで汚れる心配もないのが良いです。付属品で、端を留めるためのテープが1本付いています。
裏面全体が粘着するわけではなく、巻き始め部分の先端のみに両面テープが貼られています。失敗したら巻き直せるので安心です。折れ目が気になりますが、ピンと伸ばしながら巻いていきますので、完成時には見えなくなります。
表面の保護用フィルムを剝がしたら、古いグリップの上に直接巻いていきます。
5mmほど重なるように巻いていってこれくらい余りますので、もっと厚く巻くことも可能です。
余った部分をハサミで切り落とし、テープで境目を隠すように貼れば完成。

完成までに3分もかかりません。慣れてくれば1~2分で変えることができるのではないでしょうか。

使用感について

グリップ力は、普通のグリップと遜色ありません。質感はテニスのグリップに近いです。クッション性もほどよくあり、吸い付くような感触です。

表面がつるっとしているので雨に弱そうな見た目ですが、多少の雨では滑りません。ただ、通常のグリップのような凹凸加工がないので、比較してしまうとやはり劣ります。

気になる耐久性ですが、破れることはまずありません。ただ、末端を留めているテープのほうが剥がれたり色落ちしてきますので、その点はマイナスポイントかと思います。テニス用品などのグリップ用テープのほうが、ロゴも無いですし、長持ちもしそうです。

メリットとデメリット

以上「Alien Pros(エイリアン・プロス)」を使ってみたレビューでした。

本商品のメリットは

  • グリップ交換より安く済む:本体の購入費が安い、工賃が不要
  • 溶液を使うなどの特殊な作業や工具が不要
  • 数分で巻ける上に、交換してすぐに使用が可能
  • デザイン性が高い。柄も18種類から選べる

デメリットとしては

  • 元々あるグリップの上に巻き付けているので、太くなってしまう
  • 同様に、元々あるグリップの上に巻き付けているので、手元側の重量が増して(約20g)バランスが変わってしまう
  • 感触が柔らかめになるので、硬質なグリップがお好きな方には合わないかもしれない

このような感じかと思います。

特に太くなる、重量バランスが変わるという点は、気になる方は気になってしまうかもしれません。気にしないしデザインも重視したい!という方はぜひお試しください!

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